■肩の疾患

 ■鎖骨骨折


・上肢を伸展して倒れたり、肩を下にして落ちた場合の介達外力によって起こる。

・直接鎖骨部に外力が働くことにより起こる。

・骨折部位は中央1/3が約80%を占める。

 ■肩関節脱臼


・外傷性脱臼としては大関節(肩、肘、手、股、膝、足)の中で最も多い

・前方脱臼が90%を占める

・前方脱臼は肩関節外転位・後方伸展で、上腕の軸方向へ突き上げる外力が働いたときに発生する。

 ■肩鎖関節脱臼


・上方脱臼、下方脱臼、後方脱臼などがあるが、上方脱臼がもっとも多い。

・転倒などにより肩峰を外上方より打つことによって生ずることが多く、肩峰鎖骨靭帯や烏口鎖骨靭帯の断裂を伴う。

 ■投球骨折


・上腕骨骨幹部骨折のこと

・投球に際しての捻転力で、螺旋形の骨折を生じる